専門家が言う争点の五つ (2)

‘東方神起事態’, 果してスターには問題ないか

争点3. 果してスターには問題がないか

IS: 少数のスターが多数のグループと演習生の費用を負担する構造はどう見ているか。

イ・デヒ=少数が多数を食わすつもりという考えは錯覚だ。 収益を分けた後、会社はこの収益金をまた再投資する。 スターは決まった分け前を早目にもっていく。

イム・ジンモ=SMはコンベヤーベルトシステムが揃った所だ。 インフラが良いから金儲けしたグループが不足な所を補うのは利潤追求企業として一面当たり前だと思う。

キム・キヨン=SMはアカデミーとマネジメントを竝行する構造だ。 それで他の所より投資金がたくさん入って行く。 東方神起公演場に行って見れば明らかに現われる。 アジアを代表する東方神起のために国内舞台を建てる度、外国公演に比べ二倍、三倍の費用が使われる。 メンバーはこんな事実をよく分からないだろう。

イ・デヒ=どんな芸能人も浮かべば甲になる。 企画社は甲に引かれて行く乙に変わる。 奴隷契約という言葉はこちらの情緒をよく分からない方々の話だ。 ペ・ヨンジュン・ビを含め、もう芸能権力が形成された。

イム・ジンモ=東方神起は 1ｔｈ'HUG'を出た同時にスターになった。 初心を忘れたという一部批判を受けることもこんな理由だからだ。

争点4。 それなら代案は

キム・キヨン=韓国芸能界, 特に歌謡界は日本が経験した過渡期を踏襲している。 1990年代日本有力企画社ジャニスがカン・ホドン、ユ・ゼソクみたいな日本最高コメディアンをライバルYoshimoto興業に奪われる所だった。 これをふちらと思った同種業界関係者が沈黙のカルテルを結んだ。 放置されたこのコメディアンは結局、企画社のバルレッパキングメンになったと言う。 貪欲と過剰競争が飴細工をつくったのだ。

バン・シヒョク=そう。 確かな過渡期だ。 日本が 1980‾90年代経験したことが今再演されている。

イム・ジンモ=雲をつかむような夢を追うスター志望生たちにも問題がある。 この間 JYPで歌手志望生 4人を選ぶのに 2万人が応募した。 本当に歌を歌いたいのか, 顔が売れたいのか確かにしなければならない。 企画社が伝横を使うのはこんなに需要があふれるからだ。 過去は製作者と歌手が音楽的色が違って別れたが、今はお金の話ばかりである。嘆かわしい現実だ。

ギム・ウァンチャン=スキンシップに気を使わなければならない。 アーティストと製作者が馴れ馴れしく疏通しなければならない。 今でも韓国芸能製作者協会と韓国音源製作者協会が歌手の人性教育をさせなければならない。

バン・シヒョク=多様な音楽が出なければならないのに、まだ韓国は何になるとしたら全部そっちの方へ偏向される。

イム・ジンモ=そうだ。 1位から 15位まですっかりフクソングだからたまにザン・キハみたいなミュージシャンが注目されてから、またこっそりと消えることだ。 歌手と作曲家に芸術的思考を注文したい。

キム・キヨン=DSPといくつかの企画社でこの間バンドグループを作ったが皆滅びた。 いくら念を入れて新しい音楽を作っても聞く人がいなければ空念仏に過ぎない。 アルバムから音源へ産業が再編されながら悪循環が繰り返されている。

争点5。 東方神起問題どうなるか

IS=専門家として東方神起事態がどんな結論になると予想するか。

イム・ジンモ=両方の立場の差がとても広い。 報道資料を見れば三人のメンバーが SMを恥さらし与えるという考えがあまりにも多く盛られたようで切なかった。 縫合の見かけを取り揃えるでしょう。 世の中の目も意識しなければならない。 しかし、そうなるとしても今とは違う東方神起になるようだ。 統計で見る時アイドルグループが初期形態そのまま5年以上活動した先例がない。

イ・デヒ=お互い早速交渉テーブルに座らなければならない。 SMがどうか劇薬処方を使うと思う。 裏面契約で協議点を捜すはずだが、他のグループとの公平性問題のためあまり魅力的なカードではないようだ。

キム・キヨン=東方神起はもうアジアを代表するグループで成長した。国家イメージを左右するブランドになったから互いに少しずつ譲歩したら良いだろう。

バン・シヒョク=超えてはいけない線を超えたという感じだ。 両側が振り撤いた報道資料を見て割れ目があまりにも広くなったという気がした。

ギム・ウァンチャン==肯定的に縫合になることで見る。 イ・スマンさんが東方神起を逃そうとしないだろう。 逃せばお互いに共倒れだ。

●対談参加者

キム・キヨン(DSPエンターテイメント理事・17年次歌謡マネージャーでFINKL,ジャックスキスの前マネージャー)
ギム・ウァンチャン=(歌手協会事務総長)
バン・シヒョク(作曲家・プロデューサー)
イ・デヒ(14年次歌謡マネージャーでブラウンアイズ、アップタウン、ポジションの前マネージャー)
イム・ジンモ(大衆音楽評論家)

原文:  http://isplus.joins.com/article/article.html?aid=1200748